石井直方東京大学大学院総合文化研究科教授提唱の「スロートレーニング」で筋力を鍛えよう。

NPO法人神奈川県歩け歩け協会 平成21年6月 

  中高年になると急速に衰える筋力

筋肉は年をとると急速に衰えると言われています。立ったり歩いたりするのに重要な太ももの筋肉は、30歳から70歳までの間に太さが半分になるとも言われています。筋力が衰えると歩くことも普通の生活も出来なくなっていきます。筋力を鍛えることは健康寿命を伸ばすためにも大事なことです。

  有酸素運動のウォーキングだけでは筋力はつきません

ウォーキングは持久力をつける有酸素運動として大変人気のある運動ですが、残念ながらウォーキングだけでは筋力をつけるための負荷が足りなく筋力をアップすることは出来ません。やはり筋力トレーニングとストレッチを組み合わせて運動することが必要です。県協会では健康ウォーキングとして筋力トレーニング、ストレッチを組み合わせた活動を始めています。

  スロートレーニング(略称「スロトレ」)で効率よく筋力アップを図ろう

筋力をアップさせいてくトレーニングの方法として石井直方東京大学教授が提唱する「スロートレーニング(略称「スロトレ」)」が最近注目を集めています。この方法は、自分の体重を利用して特別にスポーツジム等に行かなくても効率よく効果的に筋力を鍛えるトレーニング方法を紹介しています。

  スロートレーニング(略称「スロトレ」)とは ・・・石井直方教授

「スロートレーニング(略称「スロトレ」)は「加圧トレーニング」をヒントに石井直方東京大学教授が提唱している「ひとつひとつの動きをゆつかく行うことで筋力を効果的に鍛えることができる手法」です。その最大のメリットは、軽めの負荷で行えること、筋トレに比べてかなり気軽に取り組めるのに、それと同様な効果が得られることです。

 スロトレでは、運動中に筋肉に力をずっと入れ続けているような状態をつくり、筋肉のなかの血液の流れを制限し、酸素不足の状態を作り出すことにより、筋肉がつらい運動をしたとダマされて、率直に発達させていきます。

  「ノンロック」が基本

「スロトレ」は、関節や体勢を固定することなく(ノンロック)、ゆっくり(スロー)行う「ノンロックスロー法」で行います。たとえば、スクワットならばゆっくり立ち上がりきる直前に、またゆっくりひざを曲げていきます。

  「スロトレ」エクササイズの5つのポイント

1.        ゆっくり動かす

2.        ノンロック

3.        呼吸を意識とよう

4.        5〜10回を目安にムリのない範囲で

5.        エクササイズ後はストレッチ

*「スロトレ」の詳しい内容は石井直方・谷本道哉著「スロトレ」発行・高橋書店、石井直方著「一生太らない体のつくり方」発行・株式会社エクスナレッジを参照してください。